• 【いかに待てるか・・?】

     いつも読んでいただいてありがとうございます。 
    
    こころを最適化するお手伝いをしている寺石義和です。 
    
    
    
    
    今朝のこころのお天気は如何ですか?
    
    昨日は雨が降ったせいか、
    
    いくらか涼しく感じた千葉県船橋市でした。
    
    
    
    みなさんのところは如何ですか?
    
    
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    それでは、今日のメッセージ、
    
    
    
    『いかに待てるか?』
    
    
    
    
    3連休最終日の昨日は
    
    いろんなところに出かけられた方も多かったのではないでしょうか?
    
    その際に、何か目的を果たそうとしたのはいいけれど、
    
    人ごみで並んで待ったということもあったのではないでしょうか?
    
    
    
    
    
    『待つ』 と言った時、
    
    どれくらい 『待つ』 ことができますか?
    
    
    
    
    
    時間もありますが、
    
    この場合はどの程度と言った方が良いかもしれませんね?
    
    
    
    
    
    
     例えば、
    
    
    
    
    後輩と一緒に仕事をしていて、
    
    後輩に割り当てた仕事がなかなか終わらない時、
    
    あなたはどこまで待てますか?
    
    
    
    もし、あなたが看護師さんの場合、
    
    患者さんのライン確保するのに
    
    後輩の看護師さんが手間取っていて、なかなかライン確保できないという場合、
    
    どこまで待てますか?
    
    
    
    
    或いは、カフェや喫茶店などで、
    
    対面で相手とお話してる際に、間(ま)ができてしまって、
    
    シーンとした状況になってしまった時、
    
    あなたはどこまで待てますか?
    
    
    
    
    
    
    新陰流の話になりますが、
    
    教習課程というものがあって、
    
    初心者の使い方から、徐々に上級になっていきます。
    
    
    
    
    上級になると、
    
    
    
    
    『相手が攻撃してきた動き(斬りかかってきた際)に対して如何に待てるか?』
    
    
    が鍵になります。
    
    
    
    
    
    相手が充分動き出していない状況下で、
    
    こちらが動くと、その動きに合わせて
    
    攻撃の仕方を変えられてやられてしまいます。
    
    
    
    
    
    
     ですから、
    
    
    『相手が攻撃をしてきて、「しめた~!」と思うところまで待てるか?』が
    
    とても大切なんです。
    
    
    
    
    
    相手が「しめた~!」って思っているところに、必要最小限で効率よく勝つ!
    
    
    
    
    これが新陰流の上級レベルの扱い方です。
    
    
    
    
    
    
    上級レベルを学ぶと、
    
    
    
    
    些細なことは気にせず、
    
    
    
    
    相手の動きにも充分な気持ちのゆとりを持って
    
    対応することが必須となってきます。
    
    
    
    
    
    それには、こちら側の平常心、冷静さがあってできることです。
    
    
    
    
    
    相手を見て、強そうに見えておどおどしてしまったり、
    
    自分に引け目を感じてしまうと、
    
    相手の思うツボで、相手にのまれてしまいます。
    
    
    
    
    
    
     そうならないために稽古を積んで行きますが、
    
    
    
    
    ただ手順や正確に打つ場所を理解して稽古をするだけではなく、
    
    
    
    
    『相手が真剣でかかってきたらどうするか?』 という想定で 
    
    『今、ここ』 にいて稽古します。
    
    
    
    
    動きの中で自分と向き合い、相手と向き合い、 
    
    『今、ここ』 にいる為の訓練です。
    
    
    
    
    
    実際の稽古は真剣を使わないので、当たったら痛いという程度ですが
    
    こうした意識が持てることはとても大切なことです。
    
    
    
    
    
    
     
    
    
    
    
    
    新陰流をはじめとした型稽古には試合はありません。
    
    全ては自分次第です。
    
    
    
    
    
    
    
    ですから、
    
    
    
    
    自らを律しないと、それ相応になります。
    
    自分を律して動いている中で、様々な気付きが得られます。
    
    自分の心理状態が(表に現れて)動きに出ます。
    
    
    
    
    「恐れ」や「イライラ」といった様々な感情や、
    
    気になることに囚われてしまっていたり、
    
    悩んでいたりするといった思考など・・。
    
    
    
    
    
    
    大切なのは、
    
    
    
    
    そこで、 『何を得るか?』 です。
    
    
    
    
    
    上手く行かなかった時、相手が悪いのではなく、
    
    『相手は自分の力を引き出してくれるための存在であり、きっかけです。』
    
    
    
    
    
     
    
    
    
    
    これはセラピーやカウンセリングでも同じことが言えます。
    
    
    
    
    
    セラピストはクライアントさんによって自分の力を引き出されます。
    
    
    
    
    
    クライアントさんもセラピストを通じて自分の本来持っているものを引き出されて、
    
    取り戻すと言っても良いのかも知れません。
    
    お互いがお互いのものを引き出す関係だと私は思いながら取り組んでいます。
    
    
    
    
    
    『お互いがお互いの力を信じる』 ことがとても大切だと思います。
    
    
    普段からの人間関係も同様の事が言えるのではないでしょうか?
    
    
    
    
    
    
    
    そう思えれば、冒頭に書かせていただいた 『待つ』 ということも
    
    落ち着いてできるのではないでしょうか?
    
    
    
    
    
     
    
    
    
    
    
    
    
    あなたは明日、
    
    どんな状況で誰のどんなことを待ちますか?
    
    
    
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    ----『こころの最適化』とは---- 
    
    
    
    私の言う『こころの最適化』とは、 
    
    あなたが持っていないものを 新たに手にして改善して行くというのではなく、
    
     本来、持っているものを引き出すことです。 
    
    ちょうど 引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが 
    
    目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、 
    
    しまった場所を思い出してもらって、
    
    また目に届くところに置いてもらい、 いつでも使えるようにするイメージです。
    
     最後まで読んでくださってありがとうございました。 
    
    この後もこころの最適化を図って素敵なお時間となりますように。
    
    
    
    
     こころの最適化 寺石義和