こころの最適化,  何のために?,  在り方,  思い込み,  自分の人生に大きな影響を与える思い込み,  自己価値

【自分がどう見られているか?気になって仕方がないんです・・】・・続き

 

おはようございます。


心技体を整えて自分らしく生きるサムライセラピーをしている寺石義和です。


今朝は何に感謝できましたか?


また、どんな気づきがありましたか?


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自分がどう見られているか

        気になって仕方がないんです。】・・続き




さて、前回の続きです。

前回の内容はこちらから。



『自分がどう見られているか?気になって仕方がない』という

お悩みをご相談いただいた30代のハーフの女性の方の内容を

ご本人の許可をいただいて掲載させていただいております。




モデルとして仕事をするようになり、

周りから見られることには慣れ、

目立たずに過ごせるようになった彼女でしたが、

『自分が【どう】見られているか?』への過剰な反応は

薄まって行きませんでした。




彼女がこれまで、ご自身で様々な努力をしてきましたが、

どうしようもできなくなって

私を信頼して藁をもすがる思いで私のところに相談にお越しいただいたのが


前回の内容になります。



お話を伺って、

今回は椅子を使って

目の前に彼女の思いを出してもらう

(再現してもらう)形で進めました。





セッションをしてみると、

幼い頃、田舎に転校した際、転校初日に全校生徒の前で校長先生が、

『みなさん、私たちの学校にハーフのお友達が来ました』と

紹介している場面が出てきました。


当時の全校生徒から見られていることが、

とても苦痛で胸が苦しく、硬直していました。





ですが、更に進めていくと、

それよりもずっと前の出来事が・・・。

少しだけセッションのも模様をお届けすると・・・、

セ : 私

ク : クライアント

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セ : 『その感覚はもっと前からある?』

ク : 『うん』

セ : 『それは、いくつくらいの時?』

ク : 『5歳位かな・・?』


セ : 『誰がいる?』

ク : 『お父さん』

  ・

  ・

( 中 略 )

  ・

  ・

セ : 『お父さんは何をしてるの・・?』

ク : 『お父さんはいつも怒っていて、恐いの・・。』

    『私を褒めてくれないの・・・。』

   (次第にガクガク震えだす・・。)

  ・

  ・

( 中 略 )

  ・

  ・

セ : 『そっかぁ、恐いね。』

    『お父さんにどうして欲しい?』


  ・

  ・

( 中 略 )

  ・

  ・

ク : 『怒るのをやめて褒めて欲しい・・。アタマをなでて欲しい・・。』

セ : 『そうだね。 怒るのをやめて褒めて欲しいし、なでて欲しいよね?』 

    『お父さんに言えそう?』

ク : 『ううん、恐くて言えない。言ったら、もっと怒りそう・・。』

セ : 『恐いよね? 恐くていいんだよ。』

  ・

  ・


  ・

  ・

以下、省略。

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彼女のお父様が厳しい方で、いつも怒っていて、いろいろと言われていました。

幼い頃の〇〇ちゃんに半分身を置いてもらって、

お父さんに 『私はありのままで価値がありますか?』 と尋ねたら、

お父さんからは、認めてもらえませんでした。


本当は認めて欲しかったのに、認めてくれなかったことが原因でした。

そんな嫌なお父さんをこころ(頭)から追い出して、

(イメージを外に出すように)理想のお父さんを連れてきて、

〇〇ちゃんがお父さんからやってほしいこと、

『怒らないこと、褒めること、アタマをなでること』をして

『ありのままの自分には価値がある』 と書き換える結果となりました。



終わってから、表情も和らぎ、肩の力も抜けて、

『とてもラクになりました。』 と仰っていました。




なぜ、

セッションする前には『自分が【どう】見られているか?』が

薄れなかったのでしょう?




それは、

 『彼女自身の中に自分で自分をきちんと評価できる軸が無かったからです。』

幼い頃から、(お父様の厳しい態度に対して)

『自分はいつも周りからどう見られているか?』を基準にして行動してきました。

つまり、

(お父様の厳しい姿を周りの人に重ねて見ていて)

周りからの評価が全てだったんです。



モデル業界も、「見る側」からの評価があってなんぼの世界です。

結局、彼女の周囲からの評価へのこだわりは、

薄れて行くのではなく、むしろ強化されることになってしまいました。

(これを強化行動と言います。)


自分で自分を評価する軸が無いこと、

それは、周りからの評価への依存していたわけです。


その「周り」とは、いつも彼女の知らない人たちでした。

親しい人たちの言葉は、耳に入らず、

気にしていたのは、いつも一方的に彼女を見ている誰か、

決して視線や言葉を交わすことが無い誰か、顔のない誰か、

つまり、あかの他人でした。

これがお父様からの影響で周りの人すべてに投影されていたわけです。



本来、見ず知らずの他人は自分にとって最も重要な存在ではありません。

家族や友人、仕事仲間等の方がずっと大切な存在です。

そういった方たちの言葉には耳を傾けるべきだった。


『私は自分を守ってくれるはずの彼らの言葉を信じることができなかった』

と仰っていました。


子どもの頃に、お父様に守ってもらったり、優しくしてもらいたかったのが

厳しかったので言えなかった。言っても認めてくれなかった。

そういう思いが、今回のような悩みになりました。









私たちは幼い頃の影響で今に生きています。

みなさんが、今後どのように生きて行きたいのか?


大切なのは、

 『なりたい自分があって、なりたい自分になると信じて生きているかどうか?』

その土台には、今の自分にもOKを出せてること。

常に今の自分自身の存在や価値を認めてあげられることです。


彼女の悩みが解消して本当に良かったです。

これからの彼女の幸せを願っています。



体験セッションでは、

こうしたあなたのお悩みを伺い、

全部広げてもらって、整理しながら、

セラピーもしながら

そこにあなたに必要なことをお届けしています。

オーダーメイドです。

こころで納得、アタマで納得、身体で納得、

それが心技体を整えるということです。


こころの仕組みを客観的に見れることで、

自分の立ち位置もわかってきます。



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今日もこころの最適化をはかって、素敵な1日となりますように。






----『こころの最適化』とは----

 


私の言う『こころの最適化』とは、

あなたが持っていないものを 

新たに手にして改善して行くというのではなく、

本来、持っているものを引き出すことです。




ちょうど、

引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが

目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、

しまった場所を思い出してもらって、また目に届くところに置いてもらい、

いつでも使えるようにするイメージです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。




今日もこころの最適化を図って素敵なお時間となりますように。

 



サムライセラピーでこころを最適化する 寺石義和 
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